新年を迎え、大手百貨店の三が日の売上げが速報値で発表されました。概ね前年を上回る好調な結果となった様です。
一方で、大手百貨店の三越・伊勢丹グループが3が日の休業を検討しているというニュースが1月3日新聞などで報道されました。経営効率の問題などもあると思うのですが、経営層の言葉として「地方出身者も田舎に帰れていいだろう。」とあったので、やはり最大の検討理由はそこで働く人たちへの配慮であるのだなと思いました。
昨年末には飲食業界の話題でも気になることがありました。レストランの「ロイヤルホスト」を運営するロイヤルホールディングスが今年1月をめどに24時間営業を廃止するというのです。これもまた深夜の営業収入と人的コストがバランスしなくなったということなのでしょう。
働く人たちを取り巻く環境に今、大きな変化が起きようとしています。
~このシリーズは働く人の今を切り取り、仕事を通じた今後の人と社会の関わりを考察して参ります~