勝海舟とコーピング

NHK大河ドラマ「真田丸」が絶好調放映中ですが、その中で印象的だったのが主人公の父親「真田安房守(さなだあわのかみ)」です。草刈正雄さん演じるダンディーで時にヌケてる親父さんが女性に大人気だったとのことです。

安房守(あわのかみ)というのは朝廷が臣下を任じる官位名のことで、もともとは安房地方の行政府の長を指すものです。ですが戦国期に至っては、すでに実の伴わない(支配権はない)単なる勲章のようなものとなっています。よって、なんとかの守はその頃もそれ以後もたくさんいるのです。

私は歴史上の人物で「安房守」というと、もう一人の有名人を思い出します。それが勝安房守、つまり勝海舟です。

明治維新前、薩長の新政府軍が江戸を指して進軍してくる中で大参謀・西郷隆盛と渡り合い江戸(東京)を壊滅的な被害から救った大人物です。と、私はこの程度の知識しかなかったので今回安房守つながりで勝海舟について何か読んでみたいと思いました。

誰かが小説を書いていたなと思い起こし、amazonで探しましたが、本人がメインとなっているものは意外と少な2つしか見つけることができませんでした。一人は童門先生でしたが、上杉鷹山を読んだことがあったので、ここは読んだことのない子母沢寛(しもざわかん)先生の方を選びました。新品で買うと高いので中古で1円の本を選びました。(送料は250円もかかるのですが。)

その後、ぼろぼろの本が届きましたが読むのに支障はありませんでした。しかし、驚いたのはその文体でした。昔っぽい言葉回しで読みにくいのです。それもそのはずで、作品が発表されたのは戦時中の新聞連載とのことでした。

しかしながら戦時中といえばいまから70年ほどまえ、つまり海舟自身に会ったり話したりした事がある人が生きていた時代なのです。そうした背景から滲み出るリアルがひしひしと感じられます。その本物感がたまらない読後感となりました。

話が長くなり、もはや最初に何が言いたかったのか分からなくなってまいりましたが読書は素晴らしいということであったかと思います。

先日ストレスマネジメントの研修を受けましたが、気分転換のためのセルフケア「コーピング」の重要性を学びました。私にとって、読書というのは最大のコーピングです。まだ読んでいない本が世界にはたくさんあります。それを考えただけで、心がウキウキします。

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特別養護老人ホーム こもれびの郷のブログです。施設での様子をお伝えします。

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