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シリーズ働くということ~2・飲食業界~

私は土日に出勤する場合は、早朝に出社します。そんな時にたまに、早朝営業のファストフード店に立ち寄ることがあります。そこは有名チェーンで、労働環境の改善などが奏功し急激に業績を回復させていると報道がなされたあのお店です。

不思議なのは、たまにしか行かないのに必ず同じ男の人が働いていることです。20代後半くらいの若い人で、なんと私が行くその時間帯はワンオペで働いています。解消されたというワンオペが未だ続いていることを不思議に思いましたが、店舗も多いのできっと完全に解消というのは無理なのでしょう。

この人の動き、見ていると非常に気持ちが良い。狭い店内通路をくるくると踊る様に動き回ります。そしてその動きには無駄が一切なく、最小最短で目的を果たします。無駄を一切そぎ落としたそのスタイルは、刀鍛冶が槌を熱い鉄に一直線に打ち下ろす職人魂(スピリッツ)に近いモノを感じます。この境地に達するまでの何回、何百回、何千回という反復訓練を思うと頭が下がります。

ただ、残念なこともあります。それは接客です。声が小さいのです。「いらっしゃいませ。」も「ありがとうぎざいました。」もほとんど聞こえません。ファストフード店にそれを求めるのは酷かもしれませんが、他が素晴らしいだけに残念でなりません。

・・・  ・・・  ・・・

飲食業界は人手不足で、営業時間の見直しなどを余儀なくされています。一方で、ブランドの架け替えなど消費者のニーズに合わせた業態転換なども求められ、そこで働く人は常に変化への対応を求められています。ワンオペ解消など労働環境が改善されても、気が休まることはないのだろうなと他人事ながら考えてしましました。

※このシリーズでは、様々な角度から仕事と人を切り取ってまいります。

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特別養護老人ホーム こもれびの郷のブログです。施設での様子をお伝えします。

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