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村上春樹さんの本を読む

今年は運営側の不手際でノーベル文学賞は選考が行われないそうですが、村上氏がその代替で一年限定創設の文学賞ノミネートを拒否した旨を新聞が報じておりました。毎年この時期になると必ず村上氏のノーベル賞の受賞の噂がでるので、本当に世界的な人気のある作家さんなのだなと驚きます。

私はといえば、大学生のころにハマリまして羊をめぐる冒険やら、もちろんノルウェイの森も含めその当時に出ていた本はすべて読みました。当時からすごい人気だったのです。ですが、不思議とその後はパタリと氏の本は読まなくなり、あの「1Q84」もやっと先月読了という状況でした。

「1Q84」は確かに面白かった。二人の主人公が交互に登場して、その2つの世界があるときに交差するという舞台仕立てには最高に興奮しました。ラストはこんなもんかと思いましたが、久しぶりの「興奮する読書」を楽しみました。「ああ、村上春樹の世界とはこんな感じだったんだな。」と改めて確認しました。

読後感が良かったので、引き続き「海辺のカフカ」にも手を出しました。しかし、読み始めて「ん?」という感じがありました。なんとこの作品も「二人の主人公の世界が交互に展開する。その世界があるところで交わる。」という舞台仕立てがまったく同じだったのです。この二つの作品は連続して書かれたものではないらしいので、たまたま私が読んだ順番がそう感じさせたとうだけの話なのですが。(しかし「海辺のカフカ」に収録されていた解説によると村上氏はこの手法を多用するとの事でした。)ただ、そんなことを抜きにしても面白かった。

「二つの世界がやがて交差する。」というと、大ヒットした映画「君の名は」とかもそうでしたね。いろんなところに村上春樹氏の影響が見え隠れしているんだなあと思いました。さて、次は何を読もうかなあ。
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